ヘルマン・ハウザー3世（Hermann HauserⅢ） Cedar/Rosewood セゴビアモデル

大変貴重なハウザー3世の最初期セゴビアモデル、素晴らしいサウンドです！

1978年製、ヘルマン・ハウザー3世（Hermann HauserⅢ） Cedar/Rosewoodセゴビアモデル（ヴィンテージ品）です。

ドイツのギター製作の名門Hermann Hauser（ヘルマン・ハウザー）。現在も、3世が長期シーズニングされた良質な材を使用し、偉大な祖父1世と父2世の技術を受け継ぎ製作を行っており、ギタリストであれば一度は手にしてみたい憧れのブランドであります。

本器は、大変貴重なハウザー3世の最初期のセゴビアモデルです。まだ2世と一緒に製作を行っていた時期の作品ではございますがすでに高い製作スキルを持っていたことが伺える内容で、その高い完成度には驚かされます。またハウザーでは、珍しくシダーがトップに使用されており、さらに希少度が高い楽器になると思います。

使用されているトップ材のシダーは目の詰まった素晴らしい材で、とてもきれいです。またサイドとバックに使用されておりますインディアンローズウッドも美しく整った木目の素晴らしい材であります。塗装は、オリジナルで、サイドに、一部ケースか何かに反応したような痕、全体に塗装のチェッキング等は見られますが、使用キズは少なく良い状態を保っております。ネックまわりにつきましては、ナット幅は、約52ミリで、シェイプは馴染みやすいDシェイプといった印象です。弦長は、約647ミリです。

サウンドは、凛としたすばらしい鳴りを持っており、甘く美しく艶やかな音色で、いつもまでも弾いていたくなるような極上のサウンドであります。単音は、しっかりと太く、和音のまとまり感もすごく良いです。また遠達性は抜群で、低音から高音までバランス良く響いてくれます。そしてシダートップですので軽いタッチでもすっと音が出てくれてとても気持ちが良いです。銘器の素晴らしい音色を是非、お手に取ってお確かめいただければと思います。

コンディションにつきましては、年式を考慮しますときれいな外観を保っており、ネック、フレットなど演奏性に関わる部分も問題ございません。現在、弦高も適正で演奏性良好です。

ケースにつきましては、楽器に相応しい掲載の高級ケースBAMケースが付属しております。

大変貴重な楽器で、市場にも今後まず出てこないと思いますし、トータルに素晴らしい楽器で、お勧めです。