Yokoyama Guitars SJF-GMY

2010年代製、Yokoyama Guitars SJF-GMY（中古品）です。

長野県に工房を構える「Yokoyama Guitars」。2006年に、数々の名器を生み出した元モーリスのマスタールシアー・横山 正（Tadashi Yokoyama）氏が立ち上げたオリジナル・アコースティック・ギターブランドです。

本機は、素晴らしいウッドマテリアルが使用されたSJF（スモールジャンボ・フローレンタインカッタウェイ）スタイルモデルです。トップは、激しくベアクロウが入った極上のジャーマンスプルース、サイドとバックは、インパクトある、エキゾチックな杢目が目を惹くマートルウッドが使用されており、抜群の存在感を放っております。ネックは、良質なワンピースマホガニー、フィンガーボードとブリッジは、黒く美しいエボニーです。ブレイシングは、横山氏オリジナルスタイルのスキャロップラティスブレイシングで、ボディの鳴りを最大限引き出しています。ネックまわりは、44.5mmナット幅で、薄めで馴染みやすいネックグリップです。

そして、本機の特徴としましては、全ての糸巻きはほんの少しセンターに寄せられており、弦をナットに対しよりストレートに張ることでナットにかかる負荷を軽減、よりスムーズなチューニングを可能にして、弦のテンション感を和らげていることです。加えてペグは、人気のゴトー510（ギア比1;:21）が搭載されており細かく回すことができます。

ヘッドロゴロゴレスのスポルテッドメイプルヘッドプレート、きれいなハワイアンコアバインディングなど個人製作家ものらしいナチュラルな雰囲気でまとめられた落着きあるルックスがすごく良いです。フィンガーボードエッジもカッコいいですね。

サウンドは、しっかりと音の芯がありながら上品でとても質感の良いフィールです。また各弦のサウンドバランスが抜群です。フィンガーでつま弾いた時のマイルドさもすごく良いですし、軽めのストロークなどもきれいに纏まってくれてすごく気持ちが良いです。

コンディション等につきましては、現在、サンライズPUのマグネットが装着できるようになっています。弦高は、かなり低めのセッティングになっておりとても弾きやすい状態です。外観も年式から考えますと使用キズは少なくきれいな状態を保っていると思います。フレットも、ご使用に問題ないレベルです。年式はシリアルナンバー400番台からの推測で2010年代製としています。ケースは、掲載のホワイトのハードケースが付属いたします。

是非、素晴らしいサウンド、抜群のプレイアビリティーを持った個性豊かなルシアーメイドギターをお手に取ってお確かめください。お勧めです。

Top:German Spruce(Bear Claw)
Back&Side:Myrtlewood
Neck:Mahogany 1P
Head Top:Spolted Maple
Fret Board:Ebony(2 Step Wave/22F)
Width at Nut:44.5mm
Bridge:Ebony
Binding:Hawaian Koa
Bracing:Scalloped Lattice
Scale Length:648mm
Finish:Glossy Lacquer
Tuning Machines:Gotoh SLG510Z GG