Gibson ES-350T ’59
Gibson ES-350T '59
- 商品詳細説明
1959年製、Gibson ES-350T(ヴィンテージ)です。
“ロックンロールの神様” チャック・ベリーの使用によって広く知られているES-350Tは、1947年から生産されていた17 インチのフルデプスのエレクトリックアーチトップであるES-350の進化版的バージョンとして 1955 年に登場し、1950 年代のギブソン社のシンラインエレクトリックの 1 つでした。1977年の再導入までは、1963年まで製造されていますが、1960年後期にはポインテッドカッタウェイへと変更されていますので、当時もののラウンドカッタウェイスタイルは、製造期間が短く、大変貴重であります。
本機は、サウンドホール内オレンジラベルのシリアルナンバー等から判断して1959年製です。色づいたヘッドインレイ、バインディング、全体に入ったウェザーチェック、フェイドしたバーストカラーなど風格ある佇まいです。残念ながらピックアップはフロント・リアともに’57 Classicに交換されておりますが、ヴィンテージならではの鳴りは素晴らしく格別であります。
17インチボディに、薄胴の2 -1/4インチボディ厚、23-1/2インチショートスケールが特徴で、大きめのボディワイドではありますが、フィット感がとても良く、約41ミリのナット幅で、ハイポジションに向かってもあまりネック幅が広がっていかない仕様となっておりますので握り込みやすいですし、日本人には馴染みやすいフルアコモデルではないかと思います。上品に杢が入ったメイプル(ラミネート)のボディに美しいメイプルネック、今では大変貴重な黒く引き締まった雰囲気あるハカランダのフィンガーボードです。重量は、約2.95kgとちょうど良いウェイトです。サウンドは、57クラシックピックアップではありますが、ヴィンテージの熟成した箱の鳴りと融合しとても馴染んだ心地良いトーンで、素晴らしいです。色気があり艶やかでスイートな音色、煌びやかな高音域、シンボディによる安定感あるサウンドとプレイヤーを満足させてくれることでしょう。
修理歴等は、ピックアップ交換の他に、ピックガード、ペグ(現在グローバーに)、テールピース、ポット、コントロールノブの交換等がございますが、深刻なダメージはございません。
変更点は多いですが、やはりヴィンテージならではの味は特別なものがあり、是非手に取ってご確認いただければと思います。ケースは、掲載のハードケースが付属いたします。